🌿 家族がうつ病になったら|支える人が共倒れしないために
💬 はじめに
家族がうつ病になると、支える人の心も大きく揺れます。
「なんとかしてあげたい」「元気に戻ってほしい」――そう願うほど、自分が疲れきってしまう。
知らないうちに、**一緒に沈んでしまう“共倒れ”**の状態に近づくこともあります。
この記事では、支える人が自分を守りながら寄り添うための心の持ち方と距離の取り方をお伝えします。
🌸 第1章 うつ病は「治そう」と焦らなくていい
うつ病は、本人の努力や気持ちの強さだけではどうにもできません。
「なんで元気が出ないの?」「頑張ってほしい」と思うのは自然なこと。
でも、治そうと急かすほど、本人の心は追い詰められてしまうのです。
あなたにできるのは、
「焦らなくていい」「今は休む時期だよ」と伝えること。
それだけで十分な支えになります。
💗 第2章 言葉よりも「安心できる空気」を
励ましの言葉よりも、安心できる空気が心を癒します。
たとえば、
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無理に話しかけず、そっと見守る
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同じ空間にいて、何も話さなくてもいい
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「今日もよく頑張ったね」と、日常の一言を大切にする
沈黙も、優しさのひとつ。
「あなたがそばにいる」という事実が、支えになるのです。
🌿 第3章 共倒れしないための3つの距離感
支える側も人間です。
無理を続けると、疲れが限界を超えてしまいます。
共倒れを防ぐには、「感情・行動・責任」の3つの距離を意識してみましょう。
① 感情の距離
相手の苦しみを自分のことのように抱えすぎない。
「悲しいね」「つらいね」と共感しながらも、心の境界線を守りましょう。
② 行動の距離
すべてを自分でやろうとしない。
食事、掃除、通院など、できることは家族や支援機関と分担を。
③ 責任の距離
うつ病の回復は、あなたの責任ではありません。
「助けてあげられない」と責める必要はありません。
できる範囲で寄り添えば、それで十分です。
💫 第4章 気持ちの持っていき方 ― “一緒に沈まない”ために
支える人が壊れないために、大切な3つの心の持ち方があります。
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「助けて」と言える人を持つ
あなたも支えられていい存在です。友人、カウンセラー、同じ立場の人に話すだけで心が軽くなります。 -
「できること」より「一緒に生きる」
何かをしてあげようと頑張りすぎず、ただ同じ時間を生きることを大切に。 -
笑える時間を自分にも
本を読む、散歩する、好きな香りを焚く――
あなた自身が少しでも安らげる時間を持ちましょう。
それが、長く支え続ける力になります。
🌸 第5章 頼れる場所を知っておく
ひとりで抱え込まないために、相談先を知っておきましょう。
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こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
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いのちの電話:0570-783-556
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各自治体の精神保健福祉センター・保健師
「支える人」こそ、支えられる勇気を持ってください。
🌿 終わりに
家族がうつ病になったとき、
いちばん大切なのは「一緒に生きていく」という姿勢です。
完璧じゃなくていい。
できない日があってもいい。
今日をなんとか生きている――それだけで、十分です。
あなたの優しさは、ちゃんと届いています。
どうか、自分の心も大切にしてください。
支える人が共倒れしないためには、
「無理をしない勇気」と「相談できる場所」が必要です。
──実は私も、支えるうちに心が限界を超えてしまい、うつ病になりました。
その時のことを、こちらで書いています。
👉 【心を生き直す物語・第2話】支える中で気づいたこと
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