うつ病で共倒れしかけた私が伝える、家族が倒れないための心の持ち方

支える人の苦しみ

「家族がうつ病になったら 共倒れ」と検索しているあなたへ。

今、限界に近いですか?

支えながら、自分も壊れていく感覚がありますか?

私もそうでした。息子のうつ病を支えるうちに、眠れなくなり、涙が止まらなくなり、夜中に「終わり方」を検索するほどになりました。それが共倒れです。あなたが弱いんじゃない。頑張りすぎたんです。

あなたは大丈夫?共倒れのサインチェックリスト

  • 眠れない夜が続いている
  • 理由もなく涙が出る
  • 友人に会いたくない、人を避けるようになった
  • 買い物や外出を人目のない時間にするようになった
  • 「限界」「どうすればいい」とスマホで検索し続けている
  • 体が動かない、疲れやすい
  • イライラして、言ってはいけない言葉を言ってしまう
  • 誰かに助けてほしいのに、言葉にできない

3つ以上当てはまったら、あなたはすでに共倒れの入口にいます。

以前の私が全て当てはまっていました。

なぜ支える人が共倒れするのか

支える側は毎日、相手の苦しみを受け取り続けます。でも自分の苦しみを誰かに渡す場所がない。

そのアンバランスが積み重なって、ある日崩れる。

共倒れは、頑張りが足りなかったからじゃありません。頑張りすぎたから起きるんです。

共倒れしないための3つの距離感

① 感情の距離

相手の苦しみを自分のことのように抱えすぎない。「つらいね」と共感しながらも、自分の心はつられないようにしてください。

「今日も元気!生きていることに感謝!」と美味しいお菓子や大好きな食事をして、「大好きなお菓子を食べられて幸せ。ごはんが美味しい!」と思うようにしてみてください。

② 行動の距離

すべてを自分でやろうとしない。食事、通院、手続きは家族や支援機関と分担する。家族で話し合う方がいいと思います。

私は、「辛い、どうしたらいいかわからない」と伝えていました。夫も支えてくれていましたが、遠慮していた私がいます。

役場や精神科の受付などで「どうしたらいいのでしょうか?」と尋ねてみてください。色々とおしえてくれますし、助けてくれます。

③ 責任の距離

回復はあなたの責任ではありません。「助けてあげられない」と責めなくていい。できる範囲で寄り添えば十分です。

私がやってしまったこと

「散歩してみれば?」善意で言った言葉が、息子を追い詰めました。

うつ病の人は正論がわかっています。「できない」から苦しんでいる。骨折した人に「歩けば?」とは言わない。それと同じです。

言葉が命に関わることを、私は息子のODを経験して初めて本当に理解しました。

👉 うつの家族に言ってはいけない言葉|詳しくはこちら

共倒れしそうなとき、今日からできること

① 「今日だけ」でいい

前向きになれなくていい。「今日だけ生きる」それだけでいい。息子の言葉「今じゃなくていいんじゃない?」が私の命をつないでくれました。

👉 第1話:今じゃなくていいんじゃない?

② 役場・支援窓口に行く

一人で抱え込まなくていい場所があります。私は役場の福祉課に何度も通いました。「助けてもらっていいんだ」とわかるだけで、心が少し軽くなります。

👉 第3話:生きる準備

③ 誰かに話す

身近な人に言えなくても、電話でいい。声に出すだけで心の重さが変わります。

👉 心が辛い時、どうしたらいいの?

今、共倒れしているあなたへ

支えることに疲れたら、立ち止まっていい。

あなたが壊れたら、支えられない。自分を守ることは、逃げることじゃない。

私は底まで落ちました。でも今、自分を取り戻し、うつが治って、人生を100年生きるんだという気持ちで人生を生きています。治ります。あなたも、必ず光が見えてきます。

👉 第2話:誰かに助けてほしかった
👉 うつ病は治る|母の実体験

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